カバーの平均寿命と最終的な症状

お車を保護する目的を担うボディカバーは、消耗品です。そのため使用経過につれて傷み、汚れていきます。カバーの効果も、それに合わせて落ちていきます。
ここでは、生地別の仲林工業ボディカバーの寿命(耐久性)について説明致します。

カバーの平均寿命と最終的な症状

【平均寿命】

仲林工業では、上記以上の耐久性のあるカバーの開発には、現在、取り組んでおりません。理由につきましてはこちらをご確認ください。

屋内保管は日光が直射しない環境、屋外保管は青空駐車場、またほぼそれに近い環境を指します。
さまざまな保管環境や車体形状を含めた平均ですので、場合によってはこれよりも長持ちしたり、反対に短くなる可能性があります。
例えばウィングが装備されている車両なら、ウィングの両端角等から破れやすくなります。
屋外保管の寿命が短い最大の原因は、陽射し(直射日光)によるものです。そのため、カバーがもっとも傷むのは陽射しの当たる例えばルーフ上やボンネットのバンパー表面等です。サイドの生地がまだ使えそうであっても、ルーフ上の生地が限界をきたしていれば、そのカバーは寿命とお考えいただいた方が良いです。この段階まで来ると、修理も不可となります。詳しくはこちら
また、台風や非常な強風時の使用を避けた数値になりますので、台風や強風時にも必ず使用されます場合は、これよりも短い寿命になる可能性があります。

猫がカバーの寿命を早める場合もあります。詳しくはこちら

2018年は初春から夏にかけての陽射しが異常なほど強く、2019年は全国的にも台風が行き交う悪天候が多かったため、この時期に使用されているカバーは、上記よりも短命になることが予想されます。

【症状】

寿命を迎えたカバーはどのようになるのか。
わかりやすいのは、着脱の際などに生地が裂け、破れてしまうことです。ウィング等の端や、ボディの角、湾曲した部分やミラー部分で裂けてしまうことが多く、「もっとソフトに掛けていれば破れなかったのに……」と悔やまれる方もいらっしゃるのですが、その程度の負荷で裂けてしまう状態でありましたら、すでに寿命を迎えていたとお考えいただいた方が良いです。
裂けたり破れなくとも、カバー表面(外側の面)が白っぽくなってくれば、それも寿命です。カバー表面のコーティングが剥げてしまっている状態ですので、雨水や埃を通しやすくなっており、既にボディカバーとしての効果は見込めません。
雨上がり、カバーをめくればボディがびしょびしょに濡れているようになれば、それも寿命の症状です。
また、カバーのすそにゴムが縫い付けられている留め具の場合、このゴムが緩まり、カバーのすそが全体的に垂れたような状態になりましたら、それも寿命です。

★仲林工業ボディカバーのTT-9000(裏起毛)は植毛でないので、カバーが寿命を迎えても、起毛(繊維)が生地から分離し、埃のようにボディを汚すことはありません。詳しくはこちら

こちらは2年強、直射日光の当たる屋外保管されたお車に使用いただいたTT-9000(裏起毛)生地のボディカバーです。全体的な老朽化により随所に裂け目が見られ、表面が汚れているものの、ブルーシルバー色のコーティングは剥げて薄ぼけているのがわかります。

これらの症状が出たときにはカバーの完全なる寿命となります(修理も不可です)。
ただ、これら症状をきっかけに買い替えされる方が多いのですが、このときにはカバーの効果はほとんどなくなっている状態ですので、お車の保護を維持するには、正確には寿命の前、これら症状が発生する前に買い替えていただくのがベストです。