ボディに悪影響が出た場合

ボディカバーは、メリットがあればデメリットもあります。
着脱の際や装着時の風による揺れ等で、ボディ塗装面と摩擦が生じますし、装着することで、お車は湿気に包まれます。
結果的に、ボディに悪影響が出ることがあります。この時、ボディカバーが原因と思われがちですが、本当の問題はカバーにない場合もあります。

カバーが悪かったのか?

仲林工業のボディカバーによって悪影響が出るのは、そもそもボディ塗装が傷んでいる、もしくは、通常の状態ではない(問題がある)可能性が考えられます。

仲林工業のカバー生地は、表面の塗料加工はもちろん内側の起毛面も既に加工された原反をワンロットとしていちどに何千メートルと仕入れ、そこから何百台ものカバーを生産しています。
そのため、生地や縫製に問題があれば、そのロットから作り出したカバーを装着した他のお車にも同様の悪影響が発生しておかしくありません。しかし、これまで悪影響の報告を頂戴したスパンからしても同一ロットではなく、よって悪影響の発生の原因はカバーそのものというよりは車体、または保管環境にある(カバーはあくまで引き金になった)ということが考えられます。

また過去に、このようなことがありました。
新車S660に仲林工業ボディカバーを使用されたお客さまから、「装着1週間程度でボンネットやリアカウル、フェンダー全体の艶がなくなり、若干白濁した」という報告を受けたのです(詳細を記したブログ記事がこちらです)。
こちらでも注意を促しております通り、コーティングをしたばかりのお車は、ボディ塗装面がこのような状態になってしまうことがあるのですが、お客さまのS660はコーティングもされておらず、新車状態のまま。
TT-9000(裏起毛)生地のボディカバーを装着してこのような問題が発生したという報告は、過去10年、1度も受けたことがなく、そのカバー自体も問題なかったのですが(お客さまからお返しいただき、調べさせていただきました)、そんな出来事から1年以上が経過して、新車S660のそもそもの塗装に原因があったことが判明しました。
ホンダさまが認められ、公式ホームページでもそのことについて公表されました(それについてまとめたブログ記事がこちらです)。

このように、お車の塗装面がまず問題だったという場合もあることを、ご理解いただけましたら幸いです。
年間で3600台ほど出荷しておりますが、こちらの内容に反して、悪影響の可能性を承知しながら自己責任で使用されたお客さまから、実際に悪影響が出たと報告を受けるのも、半年に一度あるかどうかです。
使用上の注意をお守りいただけましたら、仲林工業ボディカバーで、お車に何か問題が発生することはまずありません(弊社カバーがそうであって、他社さまのカバーはどうかわかりません)。
もし発生しました際は、仲林工業としましてもできる限りの調査と原因追及をさせていただきます。

★過去に、カバーにより起こった具体的な問題事例をこちらにまとめています。

ボディに出る可能性のある悪影響

あらかじめご承知いただき、うまく対処、ご使用いただくことで、よりカバーの効果を高めていただければと思います。

擦り傷が付いた。塗装の艶がなくなった

「傷」につきましては、こちらの「やはり傷がつく!?」(公式サイト)をご参照ください。

黒ずみが出た

カバーを永年使用しているうちに、ボディに黒ずみのようなものが付いてしまうことがあります。
カバーとよく擦れるボディの角張った部分に出やすいので、カバーから出る何かが付着したのでは? と思われがちなのですが、この黒ずみの原因のほとんどは、排気ガスです。

実際に、発生場所はマフラーに近い部分で(フロント側よりもリア側であったり等)、年式がお古かったり、ボディカラーが白等、淡い色のお車に見られやすい現象です。
エンジンを切ってしばらく経ってからでも、マフラーから漂う排気ガスがカバー内に充満し、カバー生地に擦りつけられ、微量なそれが何度も重なって目に見える状態に至ります。
強力ボディクリーナーやコンパウンドで磨くことでほとんどは落ちますが、塗装面を傷める恐れがありますし、毎度でなくても、カバーの装着前に定期的な洗車をすることで防ぐことができます。
また、カバーの方に蓄積した排気ガスの煤を取り除くためにも、定期的なカバーのメンテナンスは効果があります。

色ムラや雨シミのようなものができた。白濁跡ができた

コーティングの層の中に水分が入り込んだ際によく見られる現象です。
コーティングや再塗装をされている場合は、まだ完全に乾ききっていない可能性があります。
対処を含め、こちらをご参照ください。
なお、お車のボディに問題が発生した場合の弊社からのご対応につきましては、「問題発生時の対応について」もご参照ください。