いかなる問題が発生しても、仲林工業（以下、『弊社』）が最大限に対応可能なのは購入いただいた商品分の返金のみとなり、その他いかなる修理や施工、補償には関与致しません。
過去には、ボディに悪影響が発生してしまった場合、状態を把握するために、問題の箇所を撮影した画像の提出をお願いし、カバーによって起こり得た悪影響なのか審査させていただいておりました。
ガラスコーティングや再塗装、それに類するコーティング類をされていたり、フィルムを施していたりと、あくまでカバーが引き金となっただけで、ボディそのものに問題があるケースも多くありました。該当車両の購入先ディーラー店さま、外装施工店さまに話をうかがう等（お客さまがコーティングしていないと思われていても、オプションの中にはコーティング等の加工が含まれている場合があるため）、させていただいていたのですが、結局のところはカバーが原因であったのか、それとも塗装がデリケートになっており、カバーは引き金になっただけに過ぎないのか、お相手の時間を頂戴しておきながらも、判明しないことばかりでした。
そのため、創業50年の経過を機に、この原因追究は控えさせていただくことに致しました。
– 傷について –
ボディカバーが傷のつかないことを保証するアイテムでないことは、「ボディカバー使用上の注意」にも掲示させていただいている通りです。
恐縮ながら、いかなる傷に対しましても、仲林工業は責任を負わないものと致します。
カバーをまったく装着していなくとも、お車に心当たりのない傷や塗装の悪化が発見されることは珍しくありません。走れば飛び石を被ることもありますし、屋外であれば悪質ないたずら、飛来物、また猫等をはじめとした小動物によって傷をつけられてしまうこともあります。
実はカバーとは無関係なそれら事象が、カバーを使用中に発生した場合、疑われてしまうのはカバーになりがちです。特に傷のついた個所がたまたまカバーの縫い目と重なったりすると、（カバーが原因でなくとも）カバーによってついた傷と思い込まれてしまうことは、弊社も過去50年以上の経験から痛感しています。
また、カバーの内側に砂利を巻き込んでいたために傷がついてしまうこともあります。この場合は、傷をつけたのは砂利であるため、例え生地が絶対的に傷をつけないものであってもメーカー側からは防ぎようがありません。
もちろん、ボディに直接触れるアイテムであるため、物理的にカバーが原因ではないと言いきれるわけではありません。実際に、弊社カバーが原因でついた可能性のある傷の報告も頂戴しています。
傷がついたという報告を頂戴した割合件数は以下の通りです。
- 約 5400台に1件（2023年9月現在）
傷のついた個所は、ウィング角、フロントコーナー、ドアミラー付根とさまざまです。
どれも異なる車種で、1台として被った車種はありません。
報告を頂戴したお車の9割以上が再塗装やコーティング、フィルム等、ノーマルのままではなく何らかの施工をボディにされていました。
– 塗装の変化について –
コーティング（ガラスコーティングをはじめとしたいかなるコーティングも含みます）、再塗装後6ヶ月以内はボディカバーの装着はお止めいただくようお願いしているのは、「ボディカバー使用上の注意」にも掲示させていただいている通りです。詳細はこちら（公式サイト）を参照ください。
塗装に変化が起きたという報告を頂戴した割合件数は以下の通りです。
- 約 9200台に1件（2023年9月現在）
こちらの件は、ホンダ様の塗装の問題がはっきり致しましたので、含んでおりません。
ここ直近3年間の報告は0件です。
報告を頂戴したお車の100％が再塗装やコーティング等、ノーマルのままではなく何らかの施工をボディにされていました。
そのため、塗装の変化に関するボディカバーの位置づけはあくまで「引き金」と考えております。
上記内容も鑑みまして、もしボディカバーの使用により傷がつくのは絶対的に嫌だと思われる場合は、弊社ボディカバーの購入・使用はご遠慮くださいますようお願い致します。
弊社からの返品のお願い
利用案内（公式サイト）から外れてしまわれた方、サイト内の説明や利用案内に目を通さない（読まない）ことが前提の方、明らかに間違った使用方法をされる方、弊社からの問いにご確認・お応えいただけない方、「問題発生時の対応について」の内容に反される方、弊社が極端に神経質だと判断された方、また製品や説明を理解いただけず、このままご使用いただいてもカバーの効果が見込めないと弊社が判断したとき、弊社からお客さまへ返品をお願いすることがあります。
弊社から返品のお願いを受けたお客さまへは、今後一切のご対応を含め、販売をご遠慮させていただきます。
（他社製品へ乗り換えられ、より問題が酷く発生したと弊社へ再販を希望される方もおられますが、ご容赦ください）